育児が辛いのはいつまで?辛いと感じる瞬間と乗り越え方

幸せな妊娠期間を経て、遂に出会えた愛しい我が子。でも、想像もしなかったほど大変な子育てに、気持ちが追い詰められてしまっている人も少なくでしょう。それほどに、育児というのは大変なこと。そこで今回は、「この辛い時期はいつまで続くの……」と不安になっている人たちへ、先輩ママや子育て経験者のエピソードを踏まえて、上手な乗り越え方をご紹介します。

1:育児が辛い時期はいつまで続くの?

子育てをしていて、毎日のめまぐるしさや不安感、ひとりで戦っているような孤独感を感じている人は少なくないでしょう。「この大変さはいつまで続くの? もしかして永遠……?」と思ってしまいそうですが、いつかはひと段落するはず。

そこで、幼稚園児から小学生の子どもを持つ男女10人に、「育児がひと段落したと感じた時期」について聞いてみました。

その結果、「話し始めたころ」と答えたのが5名、「子どもが座れるようになった時期」が3名、「保育園に通い始めた時期」が2名、「離乳食の中期」が1名という結果になりました。

 

2:育児が辛いと感じる瞬間5つ

育児の辛さを語らせれば、いくら時間があっても足りない!と思う人がほとんどでしょう。日々のお世話で辛いと思うことはもちろんですが、子育てママたちは他にもこんな瞬間に育児が辛いと感じたようです。

(1)頼れる人が近くにいない

風邪をひいたり体調が悪くなっても、自分の実家も義実家も遠方で、すぐに助けを求めることができないときは精神的にも肉体的にもダブルで辛いものです。

自治体によるサービスもありますが、事前登録が必要だったりとすぐに利用できるわけではありません。急な体調不良などはいつもの育児が何倍もつらく感じます。

(2)話す人がいない

子どもがまだ言葉を話せないくらい小さいうちは、まともな会話をしないまま1日が終わってしまいます。

実家に近い人や友人が近所に住んでいたり、夫の帰りが比較的早かったりする家庭ならまだしも、「今日話したのはスーパーのレジの人だけ」といったことも。それが何日も続くと、精神的につらくなる人も多いようです。

(3)ぐっすり眠れない

夜泣きをしてしまう赤ちゃんの場合はもちろんですが、たとえ夜中ぐっすり寝てくれる赤ちゃんであっても、うつ伏せになって布団が覆いかぶさってないかなど、定期的に目を覚まして無事を確認するものです。

ひと晩通して眠ることができない日々が続くと、体と心に受けるダメージが大きくなります。

(4)体がつらい

妊娠中、お腹の中にいたときの赤ちゃんはせいぜい3キロ。ですが、生まれてからは4キロ、5キロの赤ちゃんを毎日抱っこし続ける生活。体への負担は相当なものです。

前かがみでお世話をすることが多いため、腰を痛めてしまう人や、首を支えたりすることで手首へ負担かかって腱鞘炎(けんしょうえん)になる人も。

(5)お風呂にゆっくり入れない

お風呂にゆっくり入れないことは、想像以上に辛いもの! 湯船に浸かる以前の問題で、子どもを抱きながら、寝かせながら、座らせながら、お風呂に入らなければいけないのです。また水が苦手な赤ちゃんは終始泣きわめく(しかもお風呂場は、音がとても反響する)ため、落ち着いた気持ちで体を隅々まで十分洗うことすら大変です。

 

3:育児が辛いときの乗り越え方5つ

人によって度合いは異なりますが、育児が辛いという経験は、子どもを持つすべての親に共通すること。辛いと感じたとき、先輩パパやママはどのようにして乗り越えてきたのでしょうか。

(1)できるだけたくさんの人に頼った

「妻が悩みをひとりで抱え込むタイプで爆発寸前だったので、自分の親や妻の親、兄弟などできるだけ多くの人に、家に来てもらうなどして協力を要請しました。

妻としては、最初のうちは抵抗を感じていましたが、僕の力だけでは限界もあり、背に腹は変えられなくて。妻を説得して、甘えられる人に甘えさせてもらいました。みんな子育てを経験しているので喜んで協力してくれたこともあり、結果的に良かったなと思っています」(41歳/公務員・11歳男児と9歳女児のパパ)

(2)同じくらいの子どもを持つ友達に相談した

「ベタですが、子どもの年齢が近い友人に相談していました。親友に子どもがいるのですが、うちの子と少し歳が離れていたため、相談しても“うちもあったあった〜、懐かしい”とあまり真剣に聞いてもらえなくて辛い思いをしました。

なので、できるだけ月齢が近く性別が同じ子どものいる友達に相談したり、児童館で仲良くなったママたちと、辛さをわかち合っていました」(36歳/不動産事務・8歳男児と6歳女児のママ)

(3)夫婦で辛さを共有

「子どものことで辛いことがあれば、必ず夫に話して辛さを共有するようにしています。“私だけが辛い”という思いをしなくなるし、ふたりでアイデアを出して対処することができるので」(40歳/アルバイト・4歳男児ママ)

(4)夫婦でアメとムチの役割を分ける

「精神的にいっぱいいっぱいになってしまったとき、つい子どもに対して強くぶつかってしまうときもあります。そんなときは、夫にアメ役になってもらって、子どもを思う存分甘やかして優しくしてもらいます。

そうすることで、子どもにも逃げ場ができるし、私が怒ってしまったときでもきちんとケアしてもらえるという安心感で、落ち着くことができます」(37歳/自営業・3歳女の子ママ)

(5)定期的にひとりの時間を作る

「育児で最も辛かったとき“私はもう一生ここから逃げられない”と思って途方に暮れかけたのですが、ママが辛いと子どもも健やかに育たないと思って、考え方を変えました。

少し遠方ですが実家の母に毎月1回泊まってもらって、その間は好きなことをする時間に。たまにではなく、毎月と決めることで“また息抜きできる日がくる”と希望を持てたのがよかったですね。それまでよりも、気持ちがすごく楽になりました」(31歳/会社員・5歳男の子ママ)

 

4:育児が辛いときに元気をくれる漫画3選

育児が辛いときにおすすめの漫画を紹介します!

(1)クレヨンしんちゃん

日本一有名な幼稚園児といえば、国民的アニメ『クレヨンしんちゃん』(臼井義人)の“野原しんのすけ(5歳)”。超マイペースで自由な幼稚園児の子育てに追われながらも、楽しく一生懸命な母・みさえを見ていると、「うちだけが大変なわけではないんだな……」と思えます。

内容がおバカなところもクスッと笑えていいですよね。

(2)すくすくそらまめ

バンボあるある 

— 眉屋まゆこ@単行本発売中 (@m_mayuya)

Twitterで大人気の、眉屋まゆこさんが描く4コマ育児漫画。育児の日常をセンスあるひと言コメントとともに伝えています。どんどんファンが増えて、フォロワーは35,000人超え! 育児漫画にありがちな、かわいらしい赤ちゃんの姿を描く育児あるあるや育児の辛さを共感できるような内容ではなく、ときにシュールで、じわじわクセになる漫画です。

(3)お父さんクエスト

映画化も決定し、第23回・手塚治虫手塚治虫文化賞を受賞した『生理ちゃん』の著者・小山健さんが描いた育児マンガ『お父さんクエスト』。妻の妊娠や出産、生まれてきた赤ちゃんのことを父親目線で描いています。

ママ主体・ママ目線の漫画は数々ありますが、奥さんと子どものことを新米パパの目線で描かれた作品はごくわずか。ゆるいタッチの絵に気持ちがほっこりします。

 

5:みんな辛い! でも辛さの度合いは人それぞれ

子を持つ親はみんな辛い思いを経験していますが、その度合いや、辛いと思うポイントは人それぞれ。「みんな辛い思いをしているから」と我慢しすぎるのも、「自分だけが辛い」と思い込むのもよくありません。

周りの意見を適度に取り入れ、辛い時期を上手に乗り越えてくださいね。