共働き夫婦の家事分担トラブルで離婚!共働きなのに家事をしない夫の対処法

共働きなのに、私のほうがどうしてこんなに家事をしないといけないの? そう思っている世の中の妻は多いでしょう。そういった共働きの家事分担問題は、こじれると離婚問題にまで発展してしまうことも……。そこで今回は、そんな夫婦の家事分担トラブルから、上手に家事分担できているカップルの実例、さらに家事をしない夫への対処法などをご紹介します。

1:共働きで家事に疲れた…

共働きなのに、家事の分担は妻のほうが多いという家庭は少なくありません。

仕事時間や帰宅時間の違い、また得意不得意という点から、完全に半分ずつというのは難しいという現実があるにせよ、夫婦の家事分担割合に明らかな差があると、片方の負担はとても大きくなります。

 

2:離婚理由にも!共働き夫婦の家事分担トラブル白書5つ

(1)風邪で寝込んだときでさえ家事を強いられた

「元夫は、私が風邪をひいて体調を崩したときも何もしてくれませんでした。“できることだけはしてほしい”とお願いしたところ、自分だけ外食し、翌朝の自分の出かける準備だけしてしていました。はっきりいって呆れました。

家のことも、私の看病も、一切してくれなかったことで夫への愛情がなくなり、離婚することにしました」(20代女性/病院事務)

(2)収入に応じた家事折半を提案したら逆切れ

「家事割合を公平にしたくて、お互いの収入に応じた分担をすることになりました。ただし、私のほうが収入が多かったのですが、夫が家事が不得手なこともあってかわいそうだと思い、夫の家事負担を少なくして提案したんです。

そうしたところ、夫は自分が収入が低いことをコンプレックスに思っていたようで、逆ギレされてしまいました。

私の気遣いが、彼のプライドを傷つけてしまったみたいです」(20代女性/サロン経営)

(3)家事をやっていることに何の疑問ももたないことに腹が立つ

「“家事は妻がやって当たり前”のような態度を取っている夫が腹立たしくてたまりません。夫にも同じだけ家事をやってほしいと思っているわけではないけれど、やって当然と思われるのは違うと思うんです。

ときどき、このままでいいんだろうか……と悩みますが、結婚して数年経つし、いまさら夫に家事をやってほしいと言い出せない。結局、私が我慢するしかないんです。

でも、いつ爆発するかってくらいイライラしています」(30代女性/金融)

(4)姑が何もかもやる人だから、夫もそれが当然だと思っている

「夫の母親が、家事を何もかも完璧にやる人で、夫の実家では、男性は何もしないのが当然のこと。

ずっとそんな環境で育っているので、テレビなどで頻繁に家事分担やイクメンなどの話題が取り上げられているけれど、自分とはまったく関係のない話だと思っているようです。結婚する相手を間違えましたかね……」(30代女性/化粧品開発)

(5)家事のやり方の違いで毎日大ゲンカ

「彼も私も家事が得意なタイプなんです。でも、洗濯物のたたみ方とか食後の洗い物のタイミングとか、私と彼のやり方が大きく違っていて、しょっちゅうケンカになりました。

どちらも意見を曲げないし、黙っていようと思っても、毎日のことだからやっぱり目についてしまうし……。それで話し合いをして、今は家事代行サービスを利用することで、揉めることは少なくなりました」(40代女性/アルバイト)

 

3:ストレスなく分担できている共働き夫婦の家事分担表のポイント5つ

(1)帰宅時間で家事分担する

遅く帰ってきたあと、掃除機がけをしたり料理などをするのは時間的に難しいですよね。早く帰ってくるほうが食事や部屋の掃除、遅く帰ってくるほうがお風呂の掃除や食後の食器洗いなど、帰宅時間に合わせて分担を決めると、お互い納得のいく割り振りがしやすくなります。

(2)得意なことを得意なほうがする

家事にも得意不得意はあります。汚れや埃などが気になるほうが掃除を担当し、几帳面なほうが部屋の整頓をする。料理が得意なほうが食事を作り、節約が得意なほうが買い物をする。こうすることで、家事に対するストレスを減らすことができます。

(3)家事の認識を一致させる

例えば、ゴミ捨てというのは、ゴミの種類をチェックし、家じゅうのゴミ箱のゴミを集め、ゴミ袋の口を閉じて捨て、ゴミ箱に新しく袋をセットするまでが一連の流れですよね。ですが、ゴミをゴミ捨て場に持っていくだけがゴミ捨てだと思っている人もいますよね。

それぞれの家事の内容を明確にし、担当の家事は責任を持ってやり遂げるということを夫婦間の共通認識にすると、揉めることが確実に少なくなります。

(4)やってからではなくやる前に決める

家事分担を決めるタイミングは、できるだけ早いほうがいいでしょう。結婚してしばらくは妻がやっていたのに、急に「あなたも家事をやってよ!」と言いだすと、夫が「なぜ急にそんなことを言い出すんだ」となってしまうケースも多いようです。

結婚前に決めておくのが理想ですが、今から分担を決めるなら、ペットを飼い始めたり、子どもができたりなど、新しく家事の項目が増えるときや、引越しなどで家事について改めて話し合うタイミングがあるときに切り出すと良いかもしれません。

(5)些細なことでも必ず「ありがとう」という

分担方法からは少し離れますが、これも夫婦ふたりで家事をするうえで欠かせないポイントです。家事を分担していると、それぞれの担当の家事は「やって当然」という気持ちになりがち。

分担が決まっているので「やって当然」ではあるのですが、ひと言「ありがとう」という言葉があるだけで、家事に取り組む気持ちは大きく変わります。

 

4:共働きなのに家事をしない夫への対処法3つ

家事をやらない夫に「やってよ」というのは簡単。ですが、そのせいでケンカになったり、なんだかんだと逃げられ、結局やってくれなかったりすることも。上手に夫に家事を誘導した妻のエピソードをご紹介します。

(1)家事のやり方を細かく指示した

「家事をさせても、めちゃくちゃにしかできない夫。試しにやり方を教えたら、上手にできるようになりました。実は夫は、家事をやったあとの私の態度が怖くて、できるだけやらないようにしていたそう。私はやり方を知らない人に無理やりやらせていたんだと気づき、反省しました」(30代女性/医療事務)

(2)飲み会で遅くなった次の日は夫の家事DAYに

「会社の飲み会で朝帰りになった日は夫が一生懸命謝るので、その穴埋めとして家事をお願いするようにしました。

そもそも夫の朝帰りがイヤなのではなく、夫は遊んでいるのに自分は家のことをさせられている……ということがイヤだったんです。このルールにしてから夫が遅い日の翌日は家事をしてもらえて、夫が家事をしたくないときは頑張って早く帰ってくることになったので、ラッキーです(笑)」(30代女性/自営業)

(3)ケンカを期に家事に対する考えを変えてくれた

「夫に“家事くらい誰でもできるだろう”と言われてケンカに……。“あなたにはできるわけない”と煽ってみたら、感化された夫が家事に挑戦。でも全然うまくできず、タスクもとても多いことがわかったようで。

その後は、簡単なことだけですが、自ら家事をしてくれるようになりました」(20代女性/介護士)

 

5:「うちの夫は何もしない」と決めつける前に…

母親やおばあちゃんが家事をしていて、父や祖父は何もしないといった家庭に育つと、「家事=女」という図式が刷り込まれてしまうこともあります。これは彼のせいではなく、地域や家庭環境の問題も関わってきます。

家事負担で不満があるのなら、夫婦で話し合い、ふたりにとって良いバランスを取っていきたいですね。