恋愛学って実践に役に立つの?恋愛学の基本と恋愛学入門

恋愛は誰しも経験するものですが、両想いに発展することもあれば、片想いのままで終わることも。恋愛をどうすればうまくすすめられるかということは、多くの人にとって重要な関心事のひとつであり、そのため、恋愛にまつわるアドバイスを学問(専門家)に求めるという人もいるでしょう。今回は、そんな恋愛にまつわる学問に迫ります。

1:恋愛学とは?恋愛心理学とは違うもの?

雑誌やウェブなどで、“恋愛学”という文字を見かけることがあります。しかし、はっきり言って、学問の世界に“恋愛学”なんてものは存在しません。

その理由を説明すると、いわゆる「“○○学”と“○○論”の違いは何か」みたいなことを説明しなければならないので、正直、かなりややこしい話になってしまいます。これは、勉強をしている大学生や大学院生でも、理解していない人が多いのです。

すごく簡単に言ってしまえば、“論”というのは、ある研究対象に対する考え方。そしてその考え方が体型的になったものを、“学”といいます。

現在、恋愛に対する体型的な研究はなされていません。そのため、「恋愛学」というものは存在しないんです。この説明も、かなり簡単にまとめてしまっているので、正確ではないのですが……。

では、恋愛心理学は存在するのかというと、それは存在していいます。というのも、恋愛心理学とは、「恋愛を心理学的なアプローチ」で研究することだからです。

心理学自体は、すでに体系化された学問です。そのため、ひと口に心理学といっても、臨床心理学、社会心理学、教育心理学、交通心理学、化粧心理学、そして恋愛心理学と、心理学を手法を用いてさまざまな対象が研究されているのです。

 

2:恋愛学の基礎知識

ひとまず今回は、恋愛学を恋愛心理学と同義とみなして、話を進めていくことにしましょう。筆者も大学で、恋愛心理学の講義を担当しています。恋愛心理学では、さまざまな恋愛にまつわる現象が、これまで研究されてきました。

(1)なぜ恋愛が生まれるのか

例えば、そもそも“恋愛”とは一体なんなのかという問題。これは、恋愛心理学というよりも、哲学や文学でも研究の対象になるテーマですね。

心理学的には、恋愛という感情を定義した上で、なぜその感情が起こるのかを研究したりします。授業では、恋愛感情が発生する理由を、自分の側に原因を求める場合と、相手の側に原因を求める場合で考えます。

(2)恋愛のタイプ

恋愛とひと口で言っても、恋愛のしかたは人によってさまざまです。恋愛を遊びのようにとらえる人もいれば、自分を犠牲にしても相手に尽くすような恋愛をする人、また恋愛を地位や経済力の手段ととらえる人など、いろいろいます。恋愛のタイプにはどんなものがあって、どういう組み合わせだとうまくいくかなどが研究されています。

(3)浮気と失恋

浮気と失恋も、恋愛にまつわる重要な関心事ですよね。なぜ、好きな恋人がいるにも関わらず失恋してしまうのか。好きだった気持ちがなくなり、次第に関係が失われていくのはなぜなのかなども、研究されています。

(4)恋人同士のコミュニケーション

浮気や失恋を経験する恋人関係がある一方で、うまくいっている恋人同士もあります。そういった恋人同士は、どういうコミュニケーションをとっているのか、などが研究されています。

(5)結婚

「恋愛のゴールは結婚」かどうかはさておき、恋愛の向かうところには結婚があります。ですが、恋人同士の時は問題がなかったのに、結婚したとたんに家事や育児でケンカするカップルも少なくありません。

婚姻関係をうまく維持するにはどうしたらいいかについてや、最近では国際結婚になどについての研究も進められています。

 

3:実践に役立つ恋愛学的言動

今回のコラムを執筆するにあたって、Myworldpoker!編集部の人から「男性に対する女性の言動をいくつか抽出し、恋愛学に即して言うと、この言動はこういう意味をもつ、といった解説をして、職場の男性にモテる言動を明らかにしていただきたい」という指令がくだりました。

実践に役立つかどうかわかりませんが、職場とモテに注目して、ふたつ紹介したいおもいます。

(1)甘え上手

男性は、女性に比べて「相手を思い通りにしたい」という“支配欲求”が強いといわれています。職場では、初めての業務や複雑で自分の手には負えない業務がまわってくることがあるでしょう。そんなときは、素直に男性の上司や同僚に相談するようにしましょう。よほどのことがない限り、男性は甘えられて悪い気はしません。

というのも、「甘えられる=頼りにされている=自分が助けてあげられる=自分の思い通りになる」からです。女性ウケは悪くても、ブリッ子キャラがそれなりにモテるのも、この理由です。

(2)頼りすぎない

とはいえ、なんでもかんでも男性上司や同僚を頼りにすると、うざがられます。むしろ、遠慮しがちに頼りつつも、自分で頑張ってみますというような状態が理想です。

海外の研究では、「人は助けられたときよりも、誰かを助けたときにその相手に対して恋愛感情を抱く」ということが明らかにされています。つまり、男性のほうから見かねて助けたというような状態が理想なんです。

 

4:まとめ

いかがでしょうか。雑誌やウェブで、恋愛にまつわるテクニックなどを紹介している記事を見ない日はありません。それだけ、多くの人にとって恋愛が関心事であるというのは指摘したとおりです。

ですが、中には怪しげな理論やテクニックを紹介しているもの、つまりエビデンスがないものも存在します。

もし、恋愛にまつわる悩みがあれば、『Myworldpoker!』編集部までお寄せください。筆者が可能な限りお答えします。