離婚すると子供はどうなる?影響と離婚したい夫がとる行動

離婚とは、自分たちだけではなく、子供にとっても影響が出てきてしまう大きな問題。性格の不一致、DV、不倫など、離婚の原因がいろいろとありますが、どうしても避けられない場合、子供にとってどのような形がストレスにならないのでしょうか。今回は、離婚すると子供がどうなるのかを考え、それでも離婚したいときのベストな行動を学んでいきましょう。

1:離婚するとき子供がどうなるか……がいちばん心配

子供がいる夫婦の離婚は、その後の子供のことが、最も心配される要因ですよね。特に小学生以下の子供を持つ親の離婚だと、例えばパート勤めだった母親がフルタイムで働かなければいけなくなる、といった環境の変化も相まって、ストレスを抱えてしまう子も……。

そのため、子供の精神面が心配であると、離婚を踏みとどまる人も少なくないでしょう。どんなにパートナーのことが嫌いになったとしても、子供に害が及ばないのであれば、自分が我慢すればいいと考える人も多いです。

 

2:離婚すると生まれる子供への影響7つ

まずは離婚することによって子供に与える影響について、チェックしておきましょう。一般的に問題視されていることを7つ挙げます。

(1)親権問題

基本的に、子供が心から信頼し、安心できるのは母親であることが自然。そのため、親権問題に関しては母親が有利だと言われています。しかし、ここは我が子を奪い合うような感情論に任せず、冷静な話し合いで決めたいところです。

「はじめ親権をめぐって争う姿勢でしたが、子供の懐き具合や仕事の状況など冷静に話し合った結果、妻である私が親権をとることになりました。最終的に子供の立場に立って考えられてよかったと思います」(Aさん・20代女性/自営業)

(2)子供の姓問題

親権が母親であっても、子供たちの姓(戸籍含む)は、父親の姓から変わることはありません。母親と同じ姓を名乗れるようにするには、別途手続きが必要です。

「離婚後、元夫と会わせることも考えておらず、実家に戻ることが決まっていたので子供たちの姓も私の旧姓に変更し、すべてを新たなスタートとしました。今ではみんな、立派に巣立ってくれています」(Bさん・50代女性/会社員)

違う地域へ引っ越しや転校をすることになった、親権者の実家へ戻るなど、子供の姓が変わっても新しい生活がスムーズにいくというに場合は、姓(戸籍)を母親の旧姓に合わせる場合が多いようです。

(3)戸籍問題

目に見えるものではない戸籍。でも、日本にはそもそも縁を切るという方法がなく、難しい問題です。

「父親の欄には元夫の名前が入ってしまうので、いつか大人になったとき、気づいてしまうことでしょう。隠せるものなら隠したいとは思うのですが……」(Cさん・20代女性/会社員)

(4)扶養問題

離婚して別居していても、養育費を払っている親は、子供を扶養に入れられます。

「子供は今までと同じ学校に通わなければいけないということから婚姓を希望しました。でも同居は母親(私)と。私は、これからも婚姓を名乗らなければいけないというのがつらくて、旧姓に戻したいと考えています。

ただ、元夫は養育費を払っているので、扶養の権利は向こうにもあり、話し合いに。最終的には私の負担を考慮してもらいつつ、こちらで扶養の申請を出すことにしました」(Dさん・30代女性/会社員)

離婚調停の際には、扶養のことについてもしっかりと話し合いをされることをおすすめします。どうしても話せず、お互いが扶養の申請をしてしまった場合、翌年の春に税務署からの通知で改めて協議することとなります。いつまでも離婚時のことを引きずりたくなければ、先に冷静な話し合いをすべきですね。

(5)養育費問題

養育費を毎月いくら受け取れるのかという明確な決まりはありません。しかし、地域によって養育費の算定表というものもあり、お互いの収入や子供の人数、年齢などから、大体の目安として〇万~〇万円といった金額が出せることも。これは裁判所のホームページでも確認することができます。

「再婚するまでは月に子供ひとりあたり1万円と言われ、正直ドン引きしました。そんなんじゃ全然足りないと思いつつ、別れた夫に金銭的に頼るのも悔しかったので、自分で仕事を頑張って、養育費に頼らず暮らしています」(Eさん・20代女性/自営業)

(6)面会問題

離婚をすれば別れた夫婦は他人に戻れますが、子供からしたらお父さんとお母さんであることに変わりはありません。子供や別居することになったほうの親が望めば、定期的に面会をすることもあるのです。

「会う頻度や時間などの希望が食い違い、裁判所にて面会交流の調停を行いました。はじめは監視の人がいる施設で決められた時間面会を行い、そこで1年間、問題なかったため、近場の子供の遊ぶ施設で待ち合わせをし、数時間交流をしています。いつまで続くかわかりませんが、今は問題なく交流ができていると感じています」(Fさん・20代女性/自営業)

(7)転校、引っ越し問題

離婚がきっかけで転校や引っ越しをしなければいけないというのも、よく聞く話です。

「父親である私の仕事時間が不規則なため、市内の実家へ引っ越すことにしました。ただし、市内でも学校の校区外であったために転校。息子は嫌がりましたが、きちんと説明してなんとか納得してもらいました。まだ1年生であったため、気持ちが不安定になるのでは……と心配でしたが、実家の祖父母のフォローもあり、半年ほどで落ち着いてくれました」(Gさん・40代男性/会社員)

「子供だから……」と、はぐらかすことなく、きちんと説明し納得させたことで、子供なりにどうにか理解しようと頑張ってくれたのでしょう。たとえ小さくても「お父さんとお母さんは、もう一緒にいれなくなってしまった」ということを、親から直接腹をわって話してあげたいですね。

 

3:離婚するつもり?本気で離婚したい夫がとる行動と心理3つ

なんだか夫婦仲が悪くなってきた……と感じたら、それは夫が離婚したがっているサインかも!? ここでは、本気で離婚したい夫がとりがちな行動を3パターン紹介していきます。

(1)家にいることが少なくなった

妻と顔を合わせるのが嫌で、仕事に逃げ込んでしまう男性は多いです。今まではそこまで長い残業がなかったのに、急に仕事が忙しくなったという場合は、心理的変化の要注意サインです。

「今まであまり残業や休日出勤はなかったが、家に帰ると妻のご機嫌取りをしなければいけないのがストレスで……。それなら仕事をしてたほうがずっとマシだと思った。浮気や不倫はバレたときにバカを見るのはこちらなので絶対にしません」(Hさん・30代男性/会社員)

(2)会話がなくなった

もう完全に関係が冷めきってしまうと会話がないのが普通になってしまいます。ここまできたら、離婚をすることすら面倒になってしまうということも……。

「向こうも話しかけてこないけど、こっちももう話す気が起きなくて、朝のおはようも寝るときのおやすみも数か月言ってないです。なんかね、もういいやって思っちゃった。一緒にいても小言ばっかりだし、“キミはオレの母親か”って言いたくなりますよ」(Iさん・40代男性/会社員)

会話が減って来たら、危機感をもつことが大事! 夫婦の仲を確認するためには、会話がわかりやすい指標なのです。

(3)暴力的になった

妻に対して愛情がなくなると、暴力的な言葉を発してしまうことがあるようです。

「結婚したばかりのころはよく話していたし、家のことも手伝っていたし、たまにはご飯なんかも作っていたんですよ。でも、嫁に対してどうでもよくなって、目を見て話さなくなったし、返事もしないときだってあるし、完全に自分のことしか考えなくなりましたね。何回も話しかけられると面倒くさくて、“うるせえな!”ってつい怒鳴るときもあったり……。これは、自分でも離婚秒読みだなって思ってました」(Jさん・40代男性/会社員)

言葉だけならまだしも、物に当たったり、妻に手を上げてしまったり……となったら、もう離婚を回避できない方向へ突き進んでいると考えられます。

 

4:「妻とは離婚するつもりだが子供が…」という相手と付き合ってはいけない5の理由

不倫でよくある文句が「妻とは離婚するつもりだから」という言い訳です。そんなド定番の言い訳を言う男性とは付き合ってはいけない理由を5つご紹介します!

(1)「子供がなついているから」は言い訳

「妻とうまくいっていないから」と口説いてきたくせに、子供を理由に離婚を先延ばしにしている男性は、本気で離婚をしようと考えていない可能性があります。

子供をことを言い出せば、「仕方ない」と思ってくれるのでは……、と考えているのでしょう。不倫をしているという罪悪感から、「早く別れてよ!」と、強くは言えない女性の立場を利用しているのです。

「子供が……」と、すぐ言い訳にする相手とは、恋愛関係にならないように気をつけましょう。

(2)「子供が義務教育が終わるまで」と言い出して先延ばし

義務教育が終わるのは中学生。子供が大きければ少しなら待てるかもしれませんが、もし小学生となると……ちょっと悩んでしまいますよね。

確かに、義務教育の間は子供もいろいろと敏感なとき。あなたと遊んでいる間が癒しの時間なのかもしれませんが、「〇〇するまで」という言葉には、本気度が伝わってきませんね。

(3)「子供が成人するまでは」と言い出す可能性も

これはもう、離婚できない言い訳を並べているようにしか見えません。確かに子供が成人するまでは養育費を払わなければいけないということもあり、気軽に離婚なんて考えられないのかもしれません。

しかし、これは女性の「好き」という気持ちを弄んでいるに過ぎません。例えば子供があと5年で成人するとしましょう。あなたが25歳であれば、5年後は30歳。女性にとってキラキラしている時期を棒にふることになってしまうのです。

(4)うっかりふたり目ができていることも

離婚を先延ばしにしている間に、子供ができていたなんてことも少なくありません。

基本的に妻側は、離婚して他の女性のところに行くと夫が考えているなんてまったく知らないのです。「話がある」と言われ、やっと離婚してくれるのかと期待を膨らませた瞬間、「子供ができたんだ」なんて言われたら、殺意が芽生えてもおかしくありませんね。

(5)離婚すると鬼嫁が子供に会わせててくれないから離婚できない、というのはウソ

「子供に会えなくなるから離婚はできない」なんて言う言葉はウソ! 男性側がDVをしていて離婚されたという話なら面会拒否もあり得ますが、そういう理由でもない限り、面会頻度などはお互いに話し合うはずです。

結局、「妻とは別れるから」なんていうのは口だけ……。もし、妻と本当にうまくいっていなかったとしても、ハナから離婚なんてする気はない可能性があります。

 

5:子供に出来るだけ負担がない選択を

離婚は結婚するよりも大変……とよく言いますが、子供がいると書面での手続き以上に、精神面などのケアはかなり大変です

夫婦円満がいちばんですが、夫婦の不仲を子供に見せてしまう悪影響を考えたら、離婚するほうが幸せになれることもあります。何がベストなのか、冷静に考えて結論を出したいですね。