中折れとEDは同じ?30代・40代カップルの中折れ克服エピソード6選

男性は30代・40代になってくると、どうしてもカラダのいろんな機能が低下してきます。その症状のひとつが「中折れ」です。カップルとしては、深刻な状況を招きかねないこの問題。詳しく知っておいたほうがいいでしょう。
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1:中折れとは?

(1)中折れの意味

中折れとは、セックス中に男性器の勃起力が失われ、萎んでしまうことをいいます。行為が途中で終了してしまうため、男性は射精による快感を味わうことができません。

男性としては、射精できないむなしさもありますが、それよりも、女性を満足させることができず、自分の不甲斐なさに打ちひしがれることに……。

一方、女性としても、自分に魅力がないのではないかと、自責の念に駆られることになります。

こうして男女ともに自信を喪失し、次第にセックスから離れるようになり、セックスレスや、それ以上の深刻な問題へと発展していってしまう場合があります。

(2)けっこうみんな中折れで悩んでいる

では、どのくらいの人が中折れで悩んでいるのでしょうか。

ファイザー株式会社が行った調査によれば、全国20歳以上の成人男性7,710人に対してアンケートを取ったところ、「最近1年間で勃起が不十分(うまく挿入できなかった・中折れしたなど)でセックスが上手くいかなかったことがありますか?」という質問に対して、51.9%(3,998人)もの男性が「ある」と答えたそうです。

またそれを年代別に見ると、30代で2,304人中、45.0%(1,036人)が「ある」と答え、40代で1,798人中、59.1%(1,063人)が「ある」と答えました。

やはり、年代が上がるにつれて、比率も高くなっていきます。これは自然の摂理として受け入れるしかないのでしょうか……。

 

2:中折れとEDは違う?

同じような使われ方で、EDという言葉を耳にしたことがあると思います。そもそも、中折れとEDの違いは何なのでしょう。看護師の大木アンヌさんにお話を伺いました。

(1)中折れはEDの症状の一部です

大木:EDとは、勃起不全のことです。まったく勃起しなかったり、十分な勃起が得られない症状をさします。一方、中折れは、勃起はするものの性行為の途中で萎えてしまうこと。要するに十分な勃起が得られないということですので、EDの症状の一部と言えます。

(2)そもそものEDの種類

中折れの原因として、加齢によるものが大きいと前述しましたが、やはりEDにも原因がいくつかあり、その原因によってタイプに分けられます。引き続き、大木アンヌさんに一般的に言われているものについて、語って頂きます。

1.心因性

大木:精神的な問題が原因で起こるのが、心因性のEDです。過度のプレッシャーやストレスがかかったとき、発症しやすくなります。

例を挙げるのなら、過去にセックスで失敗してしまい、それを引きずって自信を無くしてしまった場合。また、子作りのために頑張らなきゃと、必要以上に期待を背負ってしまう場合などです。

最近では、「妻だけED」という言葉があり、奥さんに対してだけ勃起しなくなるという症状もありますが、これも心因性の一種である可能性が高いと言えます。

2.器質性

大木:病気などをしてカラダの機能に異常をきたしたことで発症するのが、器質性のEDです。男性器そのものだけではなく、血管や血流に問題が生じたり、事故などで神経を損傷した場合などに見られるケースです。

血流が悪くなると、陰茎に十分な血液が流れ込まなくなり、勃起が妨げられます。また、神経が傷付けば情報の伝達が上手くいかなくなり、やはり勃起不全に陥ります。

高血圧や糖尿病などで、こういったEDを引き起こすケースは多いです。

3.混合性

大木:心因性と器質性が重なり合って起きるのが、混合性のEDです。

わかりやすく言えば、高血圧や糖尿病の人でも、もちろんEDでない人はたくさんいます。しかし、病気のストレスなどが重なってEDとなってしまう場合があります。こういった例が、混合性のEDにあたります。

4.その他の要因

大木:そのほかの要因としては、やはり年齢の影響は大きいです。年齢を重ねれば、カラダの機能が徐々に衰えるのも当然です。

また、暴飲暴食や喫煙なども、結局はカラダの機能を低下させることになり、EDを引き起こす可能性は高くなります。

身近なところで言えば、運動不足、睡眠不足、深酒なども、やがては高血圧や糖尿病などの生活習慣病に繋がりますので、結果としてEDとなる可能性も高まります。要するに、EDは生活習慣病と密接に関連していると言えます。

 

3:中折れは治療できる?病院に行ったほうがいい?

大木:中折れも、まずはその原因がなんであるのかを突き止めなければいけません。原因によって治療方法も変わってきます。

まず心因性である場合ですが、ストレスが掛かっているためだとしたら、まずはそのストレスの要因となる事象から、いったん距離を置くことでしょう。焦りや緊張といった精神状態から解放されることで、改善されていく場合もあります。

もし、原因が過去のトラウマなどによる根深いもの、深層心因である場合は、専門家によるカウンセリングを受ける必要性も出てくるでしょう。

治療薬を使うことも、改善策のひとつです。中には「薬は使いたくない」という人もいるかもしれません。危険性を注視する人も多いですよね。しかし、専門家に処方されたものであれば安全は保証されます。

それに、治療薬は持っているだけで、お守りがわりになって、効果が発揮される場合もあります。常備しておくことで、飲めば勃起する……という安心感が生まれ、リラックスした状態でセックスに臨めるからです。

治療法はさまざまあります。自分ひとりで悩まずに、まずはパートナーに相談すること。そして、専門家の診断を受けることが、回復に向けた近道と言えるでしょう。

 

4:中折れしたとき…!男性への女神対応5つ

中折れした男性に対して、不満げな様子を見せてしまうと、症状はさらに深刻化してしまう恐れが……。では、どんな対応を心掛けるべきでしょうか?

(1)抱き付く

彼が中折れしてしまい気まずそうにしているところで、抱き付いてみましょう。「気にする必要ないし、こうしているだけで十分だから」という気持ちを伝えるようにします。

男性としては安心するし、自分のことをこんなに好きでいてくれているんだという喜びも感じることができます。

抱き付いたまま眠ってしまってもいいかもしれません。幸福感に満たされている感じがより強く伝わるでしょう。

(2)キスを求める

可愛らしくキスを求めるのもいいですね。セックスはできなくても、まだイチャイチャしていたいという感じで、何度もキスしましょう。

ここでは、性欲や興奮を煽るような激しいキスではなく、愛しているという意思を伝えるような優しいキスを心掛けるといいでしょう。たっぷりキスを浴びせているうちに、もしかしたら復活してくるかもしれませんが。

(3)カラダを触ってもらう

まだ満足し切れていない、もっと欲しいという意思をそのまま伝えてもいいかもしれません。だからもっとカラダを触ってもらうのです。これは決して、彼に屈辱を与えるものではありません。

彼の愛撫を受け、たっぷり感じてください。すると彼は、挿入以外でも快感を与えられるということを実感します。中折れしたとしても、別の方法で女性を満足させることができると分かれば、心にゆとりができます。

中折れの不安やプレッシャーからも解放され、むしろのびのびとセックスを楽しむことができるようになるでしょう。

(4)疲れのせいにする

中折れすると、自責の念に駆られます。なので、彼が自分を責めてしまわないよう、原因が別にあることを伝えましょう。

その原因に最も相応しいのが、疲れです。ひと口に疲れといっても、その範囲は広いです。過労以外にも、睡眠不足や栄養不足なども含まれてきます。彼も、どれかひとつぐらいは身に覚えがあるでしょう。

だから「疲れてるんだよ」とフォローし、まずはしっかり寝ること、食べることを勧めてください。そこで、おいしいものや精のつくものを食べに行こうと提案すれば、これからのふたりの予定も立てることができます。

(5)次に期待する

今日のところはこれで満足している旨を伝えると同時に、次回さらに期待しているような意志を伝えてみましょう。もちろん相手にプレッシャーをかけるような言い方ではなく、明るく穏やかな口調を心掛けてください。

その流れで、次回会う日を決めてもいいでしょう。彼女が中折れを気にしている感じもなく、むしろ次に会うのを楽しみにしている様子を見せれば、彼も前向きに捉えることができます。

 

5:30代の中折れ克服エピソード3つ

中折れも、30代であれば症状は比較的軽いと言われます。ちょっとした心掛けで改善する場合もあるよう。克服したカップルにお話を聞いてみました。

(1)音楽に合わせて

「私の分析によると、彼の中折れの原因は、テンポの悪さだと思うんです。腰を振るリズムが、早くなったり遅くなったり、とにかくバラバラ。歳をとるにつれ、よりそう感じるようになっていました。

同じテンポで続けたほうが、長持ちすると思うんです。マラソンだって、一定リズムで走ってるからこそ完走できると思うんですよね。だから私は、音楽をかけることを勧めました。

音楽に合わせて腰を振ると一定のリズムが保たれるんです。すると、最後まで中折れせずにできました」(Iさん/32歳)

(2)エッチ動画視聴禁止

「彼はエッチな動画が大好きで……。パソコンをいじっているときは、だいたいエッチな動画を見ている。私は、中折れの原因がそこにあるのんじゃないかと思ったんです。

彼に話したら、“そんなことはない”と否定されたけど、そういった刺激からいったん離れてみるよう説得しました。彼は渋々了承してくれて、1週間まったく見なかったそう。

すると思った通り、元気元気。1週間ぶりのセックスでは、最後までまったく萎えることなく、達することができました」(Kさん/33歳)

(3)アダルトグッズ導入

「あるとき彼が、“アダルトグッズを使いたい”と言い出しました。私は使ったことがなかったので抵抗があったんですけど、最近中折れ気味なところもあったので、今後のためには仕方ないかと試してみることに。

彼が用意したのは、電マというやつでした。今までにない振動が体験できて、予想外に気持ち良かったです。挿入中に使うと、挿入している気持ち良さと、振動の気持ち良さがダブルで味わえて、彼も大満足。

それからは中折れすることがなくなりましたね」(Kさん/32歳)

 

6:40代の中折れ克服エピソード3つ

中折れも40代となってくると、やや深刻さも増してきます。具体的な改善方法を試みる必要があるでしょう。どんな方法があるのでしょうか。

(1)体位や場所に変化をつける

「うちの夫婦はセックスレスではないんですが、非常に淡泊。体位も、正常位、騎乗位、バックのみです。主人が中折れするようになり、そういったところを変えていこうとなりました。

まず挑戦したのが、立ちバックです。足元が不安定になりながらも、一生懸命に腰を振り、かなり興奮しているようでした。ほかにも側位や背面騎乗位なども試しました。すると、徐々に中折れするまでの時間が延び、最後まで萎えることなくできるようになりました。

場所なんかも、お風呂でしたり、ホテルに行ってみたり、いろいろ工夫もしました。変化をつけることは大事みたいですね」(Nさん/42歳)

(2)バイアグラを購入

「彼が中折れに悩んでいたので、私が勝手にネットでバイアグラを注文。しかし、男のプライドなんでしょう、彼は断固として受け入れませんでした。

“これでダメだったら飲んでね”と臨んだセックス。やはり途中で断念。彼は“無念”と言いながら、私が買ったバイアグラを飲んでくれました。

すると、30分ほどしてムクムクと大きくなってきました。しかも、それがずっと持続し、何年かぶりに2回戦にまで突入しました。彼は“アッパレ!”と自画自賛。今まで使わなかったことを後悔していました」(Aさん/44歳)

(3)朝スムージーを導入

「EDや中折れといった症状は、血流の悪化が大きな要因であることを知り、血行を促進する食べもので作ったスムージーを飲んでもらうようにしました。

私が調べたものでは、玉ねぎや生姜、アボカドやトマトなどです。こういった食材を使ってスムージーにして、朝食と一緒に出しました。すると徐々に主人のカラダの調子が良くなってきたよう。

すぐに下半身に効果が現れたわけではないですが、運動なんかも始めてますます血流アップ。スムージーを始めて3か月くらいで、ビンビン状態が保たれるようになりました」(Tさん/43歳)

 

7:まとめ

EDや中折れなどの症状は、男性にとってはとてもショック。本来ならば隠し通したいところかもしれません。でもそれでは、健全な男女関係が成り立たなくなってしまいます。

症状を改善させるためには、そういったことを話しやすい関係であることも大事です。普段から会話を怠らず、コミュニケーションを取り続けることが、まず最初の予防策と言えるかもしれません。

 

【取材協力】

大木アンヌ・・・ルーマニア人ハーフの看護師。家庭や恋人同士で使える簡単な医療の知識を少しでも伝えていくため、ライターとしても活動中。

 

【参考】

「硬さは男の勲章!」キャンペーン~全国20歳以上の成人男性7,710人の回答から~