「家事都合」ってどんな都合か知ってる?私事都合との違いと家事都合の正しい使い方

時おり耳にする「家事都合」って、どんな都合かわかりますか? 似たような表現である「私事都合」との違いや、家事都合の正しい使い方を一挙にお届けします。
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1:私事都合と家事都合の意味や違いは?

「私事都合」とか「家事都合」って言葉は、ビジネスシーンの会話でも、稀に使われます。

これらの言葉は、どんな意味だと思いますか?

一般的に「私事都合」は、文字通り「個人的な都合」「私用」などの意味で使われる一方、「家事都合」は「家庭の都合」や「家庭の事情」を示す言葉として用いられているケースが多いです。

 

2:家事都合と言っていい例3つ

そこでまずは、「家事都合」として使う人が比較的多い、具体的な例を3つご紹介します。

(1)介護関連で病院に行かなくてはならない

自分の家族、あるいは配偶者の家族の介護関連で病院や施設に行かなくてはならない場合「家事都合」と言ってしまって特段の問題はありません。

「祖母の介護の当番で」「義母の病院の付き添いに行かなくてはならず」などのシチュエーションでは、まさに「家事都合」がぴったり!?

(2)妻あるいは夫の看病をしなくてはならない

妻あるいは夫が病に倒れた際や、怪我をしてしまった際の看病、さらにはそれに関連して、普段はしない家事もしなくてはならない……。

そんな事情があるときにも「家事都合」を使って、特段の問題はありません。

私用なので「私事都合」を使う人も多いけれど、「家事都合」と言ってしまっても間違いではないのです。

(3)寝坊や遅刻、ズル休み…

「やばい!寝坊した……」「今日はどうしても、テンションが上がらない……」

そんなシチュエーションで、職場に休む連絡を入れるときにも「家事都合」を使うケースがあります。

決して褒められた話ではないけれど「寝坊で」「なんかダルいので」などと素直に理由を伝えるべきではないときは、“大人の言い回し”として使われている実態もあるんですよね……。

 

3:家事都合で有給は取れる?家事都合の使い方5つ

理由が「家事都合」であっても、当然ですが「有給」を取得できる職場が一般的。

ここでは、家事都合で取得した有給の有効な使い方を5つご紹介しましょう!

(1)役所関係をまわる

役所が絡む手続きで「やらなくてはならないこと」が溜まっている場合は、まさに“家事都合”として1日お休みを取って、まとめてまわってしまったほうが、効率的です。

「警察に免許関連で手続きがあって、区役所に行って3箇所の窓口に申請書を出して……」のような私用は、午前中からまわっても、あっという間に午後までかかったりしがちですよね……。

(2)実家に帰る

「しばらく実家に帰ってない!けど、週末や長期休暇は、予定がパンパンでなかなか顔を出せない……」というケースでも、家事都合で取った有給を活用できます。

気になっていたけれど行けていない“先祖のお墓まいり”や、高齢になった両親のお手伝いなど、丸1日を家族サービスに使えば、自分の満足度もUP!

(3)友達と会う

友人と会おうとしている日に有給をとる際、素直に「友達と遊ぶんで」とは、職場に対してなかなか言い出しにくいもの。

そこで「家事都合で、お休みさせてください」とお休みが取れれば、平日に友人と会うこともできます。

(4)自分リフレッシュ

ストレスや疲れが溜まっているときには、「1日中、自分のためだけに時間を使いたい!」となることもあるのが人間の心理です。

そこで「ダラダラしたいんで」「とにかく休みたいんです」などと率直に理由を告げてしまうと、嫌な顔をしてくる上司もいるので、ここでも「家事都合で失礼します」と伝えてしまうと便利です。

せっかく取れたお休みは、体を休めたり、出かけたりと、自分をリフレッシュさせるために自由に使ってしまいましょう。

(5)「美容デー」にする

ネイルにヘアサロン、エステにマッサージなど“美容”にまつわる日を設けたいときも「家事都合」は有効。

「家事都合で休みます」と伝えておき、取れたお休みで思う存分に美容を満喫してしまうのもあり!

 

4:「家事都合」って実は便利な言い回し!

「家事都合で休みます」「家事都合で遅れます」などで使われる“家事都合”は、言ってみれば便利な言い回しです。

実務上、このように伝えると稀に「どんな家事都合?」などと聞き返されるケースもゼロではないけれど、最初から“本当の理由”を伝えるよりもスマートな表現になるのは確か。

また類似の「私用」「私事都合」のほうが一般的な言い回しではあるものの、どのケースでどっちの言い回しを使うかの明確な基準はありません。社風や本人のキャラクターによって、言いやすいほうを使えば問題ないでしょう。